2025年9月17日水曜日

第2弾として登場した機種

 パチンコは、各機種毎の独自性を出しにくい時期が長く続いていたが、ここにきて、それまでになかった斬新なアイディアを搭載した機種が登場するようになってきた。


しかし、そのような機種が必ずしも大ヒットするとは限らない。

中には、出来の悪さがすぐに露呈し、ファンに広く受け入れられないものもある。

その一例として挙げられるのが全面液晶パチンコである。


鳴り物入りで登場した全面液晶パチンコのシマにはその話題性から多くのファンが集まり、そして、その強烈なインパクトに圧倒された。


しかし、設置後ほどなくして、「ゲージが辛い」、「ステージ性能が悪い」、「玉が盤面の内側に寄るようにストロークを工夫しても、回転率が上がらない」といったマイナス面が露になり、短期間のうちに客が離れていった。


このように悪い印象を多くのファンに与えてしまった全面液晶パチンコは「もはや終わりか」と思われた。


ところがである。

第2弾の機種が、第1弾のゲージの辛さやステージ性能の悪さといったマイナス面が改善され、そのうえ、通常ルートからの入賞率までもアップして登場したのだ。


この変貌振りにどれくらいのファンが気づいたかはわからないが、第1弾の苦い経験から「全面液晶パチンコは打つ価値のない失敗作」と決めつけてしまい、第2段の機種には全く見向きもせず、その結果、同機種の甘さを味わえなかった人たちは多数いたであろう。


失敗作の後に必ず傑作が生まれるとは限らない。

失敗作が続くこともあるだろう。


しかし、全面液晶パチンコの例のように「逃がした魚は大きかった」と後悔しないよう、「前作で失敗したんだから、今度もダメに違いない」と決めつけたりせず、回るか回らないかを見極める冷静な目を持って、失敗作の後の第2弾として登場した機種にも是非注目してほしい。

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